世界の姿は唯一絶対なのか?
僕らの目の前には世界が広がっています。
その世界は万人にとって同じものなのでしょうか。
僕の目には空が青く映ります。
しかし、トンボが僕と同じ青を見ているかというと、おそらく違うでしょう。
なぜなら可視光線の範囲がトンボの方が広いからです。
トンボはきっと僕らの知らない空の色を見ているのでしょう。
色の捉え方は、たとえ同じ人間同士でも多少の個人差はあるはずです。
一方、深海の底の底で暮らす生物は物を見ることができません。
その代わり、五感以外の感覚で世界を感じている可能性はあります。
つまりこの世界の姿は、自分にとっての世界の姿でしかないのです。
つづく!